スザクは学園祭の最大企画、巨大ピザに使う材料の準備に取り掛かっていた。
「ぁっ、ルルーシュ、……駄目だって、」
学園祭の総指揮を取るルルーシュが確認に来た。スザクの包丁さばきに感動した素振りでスザクに後ろから抱きつく。スザクは思わず声を上げた。
「も、やめ…」
抵抗する気になれば出来るのだが、甘えるように絡められた指先を払うことはどうしてか出来なかった。仕方なく手に持っていた包丁を置き、ルルーシュと向かい合う。
「泣いている?」
「これは玉葱を切ってたから、…んっ、」
話の途中で唇を塞がれる。唇から食べられてしまう錯覚に陥るほど激しいキスだった。
「ルルー、ュ、ほんと、め…」
「どうして?」
「どうしてって…ゃっ!」
エプロンごと捲り上げられて、固く立ち上がっていた胸の突起をこりこりとつねられた。スザクは首を左右に振りながら、ルルーシュの体に持たれかかってしまう。
「ゃっ、ルルーシュ…」
「こんなに固くして…どうしてやなの?」
「準備、しなきゃ……」
スザクが頬を紅潮させながら言うと、紫色の瞳が優しく微笑みかけた。
「なんだ、それなら大丈夫。まだ時間はある」
「でも…っ、」
「間に合いそうになかったら、俺が手伝うから」
「ぁっ、ルルーシュ…」
すっかり反応してしまった自身に指を絡められ、抵抗することも忘れて声を上げてしまう。涙目でルルーシュを見つめると、頬にちゅ、とキスを落とされた。
「大丈夫。総指揮官である俺を信じろ」
「くすっ、頼りにしてるよ。」
スザクはルルーシュのおどけた調子に微笑んで、両腕を彼の首に回した。
「ぁ、む……」
「ん……スザク」
深めに重なる唇が、名残を残して離れていく。ぼんやりとルルーシュを目で追うと、彼は自身のスラックスを下ろし始めた。
「もう反応してる。」
「っ、スザクだって人のこと言えないだろ」
「僕は君に擦ってもらったから」
唇を尖らせ、ルルーシュ自身に手を伸ばす。先走りを塗り込むように上下にスライドさせると、ルルーシュから鼻にかかった吐息が発せられた。
「ね、すごく舐めたいかも。ダメ?」
「大歓迎、と行きたいところだけど…」
ルルーシュがスザクの肩を軽く押す。シンクに体を預けることになった。
「俺が先で…い?」
「んっ、総指揮官だから?」
「王様が動かないと、な」
ルルーシュが笑みを浮かべて、スザクの先端を口に含んだ。弱い所を温かい口内で吸い取られて、すぐに達してしまいそうになる。
「ル、ルーシュ、もう…」
「いいよ?イって」
「っ、……」
腰先を小さく震えさせ、スザクは白濁を吐き出した。目尻に涙を浮かべながらルルーシュを見下ろすと、たった今スザクが出したものを後ろを慣らすのに使い始める。
「ん、ん、…」
「ほんとは飲みたいんだけど」
「ば、か……」
ルルーシュのを舐めたいと思っていたのに、後ろを拡げられるとすぐに繋がりたくなってしまう。
「ね、ルルーシュ。」
何度もルルーシュを受け入れたそこが淫らに収縮をし始めてしまう。スザクはルルーシュの髪の毛を引っ張りながら、涙目で懇願する。
「も、入れて?」
「ちょっと早いかも。ちゃんと食べれる?」
「んっ、大丈夫っ、だから…」
「上のお口には、次な?」
ルルーシュがこめかみにキスを落としながら、スザクの中に侵入してきた。後口を拡げられるような感覚に身震いする。内壁を擦るように押し入られて、高い声を上げてしまう。
「あっ、ふぁ……、ルル、ーシュ…!」
「っ、すごい締め付け」
「ひっ、んっ……」
あまりの快感に涙が流れてしまう。瞳に優しくキスをされて、ルルーシュの熱い楔は更にスザクの体を侵食していく。
「ぁっ、ん……ルルーシュぅ、」
「うん、全部入った」
ルルーシュの額に汗が滲んでいる。スザクは圧迫感に慎重になりながら、ルルーシュの首に腕を回す。ルルーシュはスザクの望み通りに、軽く唇を合わせてくれる。
「ん…」
「動いて、い?」
「いいよ…でもキスはしてて…」
ルルーシュは頷いて腰を一気に引く。性急な行為に上がりそうになったあえぎを、キスで塞がれる。またじわじわと内壁を進んで行くそれに、震えてしまう唇をからかうように甘噛みされる。
「んっ、んぅ…」
「また締まった…キスすると感じる?」
キスの合間のルルーシュの声に、スザクは懸命に頷く。自分から頼んだけれど、息が苦しいことに気付いて少し後悔した。でも、あまり恥ずかしい声を出さずに済むからいいのかもしれない。
スザクのそんな思考をよそに、ルルーシュは動きを再開し始めた。萎えていない前にまで触れてくる。優しいルルーシュの手の平に、意識もおぼろ気になるのに時間はかからないだろう。スザクはルルーシュの唇に、吐息混じりに噛みついた。
2008/4/6 終わり